HIDEHO TAKASU
1983年 高須造形デザイン室を設立し、空間デザイナーとして建築関係の空間づくりに携わりながら蘇生組積をテーマに 彫刻・彫刻的家具(漆)を発表。各方面より注目を集める。
1986年 個展にて洗い出しによる「蘇生組積」を発表し、ASAHI EVENING NEWS(JANET KOPLOS氏評)で話題になり、1988年、ABBEVILLE PRESS社(米国)より出版された。美術誌の「JAPANESESCULUPTURE」の表紙及び誌面に掲載される。洗い出しによる「蘇生組積」シリーズをインテリアデザインに発展させる。作品としては、うつわや釉・凸版印刷、エントランスホールなど。
1995年 階段をテーマとした彫刻作品の発表をはじめる。
2003年 作品集「57の階段彫刻」が加藤義夫芸術計画室より出版にいたる。(写真山田修二、テキスト加藤義夫・新見隆)。階段彫刻シリーズが屋外彫刻作品として設置される。フコク生命ビル前のためのモニュメント「階人」 / 広島 島文保養所の為のモニュメント階段シリーズ「BUN BUN」 / 兵庫県 淡路島 ISTビルのためのモニュメント「階」KIZAHASHI「極」KIWAMI「兆」KIZASHI / 東京 豊洲 など
2004年 ピアニスト、ウォン・ウィンツァン氏とのピアノと造形のコラボレーション(東京・玉川)が実現し、光の中の造形階段が背景を飾った。「組積そしてまなざし」が開催される。第2回ピアノと造形のコラボレーションコンサート及び高須の蘇生組積作品とピアニストのウォン氏が高須の彫刻作品を撮りおろした写真作品のコラボレーション展が開催され、各方面の専門家より 高い評価を得る。以後、2008年第3回コンサート及びコラボ展「記憶の輪郭展」(東京)及び、京都法然院ピュアランド展へと発展。
2010年 旧建築・古材使用し、持ち主の「おもい」と共にアート作品への再生を、以前よりコミッションワーク等で手がけてきたが、「輾轉伝 -TEN TEN DEN-」プロジェクトと題し本格的にライフワークとしてスタート。 2010年より、各地にて展覧会を開催予定。