YOKO YAMAMOTO
銅版画家。
1952年埼玉県生まれ、大阪育ち。京都市立芸術大学西洋画専攻科修了。
1978年日本現代版画大賞展西武賞
1980年京都市芸術新人賞
1983年韓国国際版画ビエンナーレ優秀賞
1992年『Lの贈り物』(集英社)で講談社出版文化賞ブックデザイン賞
2007年京都府文化賞功労賞
2011年京都美術文化賞受賞
2013年平成25年度京都市文化功労者。
都会的で軽快洒脱な色彩で、独自の銅版画の世界を確立。絵画に音楽や詩を融合させるジャンルを超えたコラボレーションを展開。数多くの書籍の装幀、挿画をてがける。「山本容子の美術遊園地」展は全国10カ所の美術館を巡回。2007年に鉄道博物館のステンドグラス、2008年に東京メトロ副都心線の「新宿三丁目」駅のステンドグラスとモザイク壁画を制作。2009年『山本容子の姫君たちhimegimi@heian』(講談社)に収録された掛け軸全24点と小版画全5点で構成された個展が、イタリアのボローニャのギャラリーAgenzia04で開催。2009年から2010年に「不思議の国の少女たち-山本容子のワンダーランド」展が、ふくやま美術館と埼玉県立近代美術館で開催され話題を呼んだ。2005年から現在にいたるまで、新たなライフワークのひとつとして“ホスピタル・アート”に取りくんでいる。絵の持つ癒しの力で患者をはじめ、医師や看護師たちが心穏やかに過ごせるよう、医療現場で壁画制作の創作にも活動の場を広げている。
〈パブリックコレクション〉
魚沼基幹病院(新潟県南魚沼市)、JAあいち中央(愛知県安城市)、JA兵庫県農業会館(兵庫県/元町)、虎ノ門ヒルズ(東京都/虎ノ門)、株式会社 篠原工務店(茨城県/境町)、SUGAWARA DAISUKE「時の流れる家」(東京都/調布市)、農林中央金庫 品川研修センター(東京都/品川)Tomlinson Heights Singapore(シンガポール)、BENETTON Collection (イタリア)、中東遠総合医療センター/救急待合室(静岡県/掛川市)、スタンレー電気株式会社(東京都/中目黒)、パレスホテル東京/ホテル棟・オフィス棟(東京都/丸の内)、株式会社アクアプランネット(三重県/松坂市)、日本赤十字社 足利赤十字病院(栃木県/足利市) 、アークヒルズフロントタワーRoP(東京/六本木)、ザ・千里レジデンス(大阪/千里中央)、株式会社 プレジデント社(東京/永田町)、深川ギャザリア(東京/木場)、柏の葉キャンパスシティ(千葉/柏の葉)、和歌山県立近代美術館、パナソニック/エコアイデアハウス(東京/有明)、東京都現代美術館 パナソニックセンター東京(東京/有明)、Macquarie Global Property Advisors Office, Tokyo、ミューザ川崎(神奈川/川崎)