EXHIBITION
店舗横の展示スペースにて、月替わりで様々な
アーティストの作品をご紹介しています。
ぜひ、お立ち寄りください
mocchi mocchi 『IMAGES in Print & Papermaking 』
2025.09.02-09.30
9月は、版画工房 Printmaking studio PRESS CLUB(京都)を拠点に活動するmocchi mocchi(シルクスクリーン版画)と望月佐知子(紙造形・版画)による2人展を開催いたします。
@mocchi__mochi_
@sachiko.mochizuki
絵画堂では1948年の開業当初より、オリジナル作品に加え、多彩な版画作品を扱ってまいりました。現在も数多くの版画を取り扱っておりますが、今回はその可能性を追求する2作家による、多様で豊かな表現をお楽しみいただけます。
mocchi mocchiは、猫やフクロウ、花や木など身近なモチーフをシンプルにデフォルメし、シルクスクリーンで独自の世界を表現。2人で制作することで互いの感覚が響き合い、温かみと普遍性を併せ持つ作品を生み出しています。
望月佐知子は、紙を支持体としてだけでなく素材そのものとして扱い、自然の質感や不均一さを生かした作品を制作しています。
額装も作品の一部として捉え、こだわりのある美しい額縁に収めている点も魅力のひとつです。
版という間接的な技法を通じて生まれる二人の感性と素材への探求。日常の形や質感を新しい視点でとらえた作品群を、ぜひご高覧ください。
Profile
mocchi mocchi
望月佐知子(姉)純子(妹)によるユニット。姉は、関西大学経済学部、妹は、武庫川女子短大生活造形学科を卒業後、共にMasa mode Academy of art(ファッションイラストスクール)にて学ぶ。2003年ごろからプリンター今泉氏から版画を学び、シルクスクリーン版画作品の制作を展開。版画作品を制作販売する他、国内外の企業の仕事を手がける。
望月佐知子
10年ほど、シルクスクリーン版画作家として活動後、師事したプリンター今泉氏の工房の施設を譲り受け、京都で版画工房を構える。版画表現の可能性を広げたいと、版画表現の一つとしての紙造形を学び、紙を描画材とする版画表現としての作品を展開する。
Printmaking studio PRESS CLUB
京都にある、版画工房。この工房では、シルクスクリーン、銅版、作品としてのPapermaking の制作が可能。ここで作家の作品が制作されている。