【予告 9/2~】 mocchi mocchi 『IMAGES in Print & Papermaking 』

2025.08.27

版画工房 Printmaking studio PRESS CLUB(京都)を拠点として活動する mocchi mocchi(シルクスクリーン 版画)・ 望月佐知子(紙造形・版画) の2作家による展示会です。 それぞれの作家が生み出す作品と共に、版という”媒体”を通して生み出され る多様な版画表現を直接目で触れて頂ける機会となれば嬉しいです。

 

mocchi mocchi(モッチモッチ)

“そのものの持つ印象”という曖昧で一瞬の感覚を、ユーモアを交えて紙の上に存在化させる。それは、作品を目にした人々に共鳴を生み出すための試みです。
その表現を追求する中で、私たちは自然とシルクスクリーン版画での共作という制作スタイルに辿り着きました。2人で制作する過程では、互いの感覚が共鳴し合い、それが作品そのものにも反映されます。さらに、版画という間接的技法にでの制作を選ぶことで普遍的要素のあるタッチを生み出すことができると感じています。
私たちが選ぶモチーフは、猫、花瓶、木など、誰もが日常で目にする特徴的な形を持つものです。
それらをシンプルなフォルムにデフォルメし、背景を描かず余白を生かすことで、モチーフの本質的な存在が際立ち、観る者に深い印象を与えると考えています。このアプローチには、日本人である私たちの感覚が影響しているのかもしれません。例えば、「無」や「空」の美学、あるいは侘び寂びの哲学が、シンプルさの中に宿る本質を重んじる姿勢に通じています。
これらの技法と思想を融合させることで、私たちは現代的な視覚表現を通して、新たな感覚の共有や対話を生み出したいと考えています。

Profile/

望月佐知子(姉)純子(妹)によるユニット。
姉は、関西大学経済学部、妹は、武庫川女子短大生活造形学科を卒業後、
共にMasa mode Academy of art(ファッションイラストスクール)にて学ぶ。
2003年ごろからプリンター今泉氏から版画を学び、シルクスクリーン版画作品の制作を展開。
版画作品を制作販売する他、国内外の企業の仕事を手がける。

 

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